東海道 その16/名古屋 名古屋駅「恵亭(けいてい) タワーズプラザ名古屋店」2020年9月7日〜とんかつ和幸グループが展開する高級店
とんかつ食べたい・・・
朝一で検査のため共和町に行っていた。共和町には柔道金メダリストの吉田秀彦さんを育てた大石道場があり、隣町には女子レスリングで有名な至学館大があって、伊調馨さん、吉田沙保里さんはじめ多くの金メダリストにゆかりがある。
そのため地元では「金メダルのまち共和」と称している。今回の内容とは全く関係ないが・・・
朝から何も食べていなかったが、共和では食事を我慢し、名古屋駅へ戻った時には午後1時半。頭の中はとんかつでいっぱいになっていた。
以前一度行ったことがある「恵亭(けいてい)」に行ってみようと思った。名古屋駅のJRセントラルタワーズの13階。タワーズプラザというレストラン街の一角にある。
ここはとんかつ和幸グループが展開する高級店で、東京、大阪、名古屋に店舗がある。名古屋駅でとんかつタイムをとるには便利だ。
高級感のある落ち着いた店内である。ランチ時を過ぎて店内は空いており、ゆったりとした4人掛けのテーブルに通された。
定食名を「〇〇膳」としているところに高級感がある。
「ロースかつ膳」、「ひれかつ膳」とそれに味噌だれをかけた「味噌ロースかつ膳」、「味噌ひれかつ膳」がポピュラーなところか・・・名古屋のとんかつ屋さんでは、たいていメインのメニューの味噌バージョンが用意されている。
黒豚もあったが、私は黒豚メインの店でしか黒豚は頼まないことにしている。ここは「特ロースかつ膳」(1,930円)に決めた。
お代わり自由のキャベツが先にやってきた。
とんかつが来るまでの間キャベツを食べながら待ち、とんかつが運ばれて来たときにお代わりをお願いした。キャベツダイエットの気分である。
キャベツをとんかつと別の皿で提供しているのはお代わりする時に便利だ。
さて、本番だ。
いい色に揚がったロースカツはなかなかボリュームがあり、仙台の名店「かつせい」の「特ロースかつ」と同じく横にもカットされている。たっぷりのおろしと茎わさびも嬉しい。
さて、とんかつだ。断面を見ると適度な厚切りで火はしっかり通っているが、通り過ぎではなく、肉汁の輝きが食欲をそそる。脂身は多すぎず、程よい感じである。
そして衣と肉がよく馴染んでいる感じで、丁寧な仕事ぶりを感じさせる。朝から何も食べていないのを思い出す・・・待ち切れない・・・
まずはそのまま一切れ口に運ぶ。柔らかいがしっかりとした歯応えがある。この厚切り肉を噛み切る快感・・・衣もサクッとしており、旨い!
更に塩をつけて半分にカットされた脂身側にかぶりつく。うーん、脂身が口内に溶けて広がる・・・やはり肉の味わいは黒豚に比べると淡白だが、いい肉を使っている。肉の臭みも少ないようだ。
次はおろしだ。茎わさびをとんかつに乗せ、醤油をかけた、たっぷりのおろしと共に口に運ぶ。うま〜い!
とんかつのコクとさっぱりとしたおろしの風味、そしてわさびの辛味が一体となって、いくらでも食べられそうだ。次は塩、またおろし・・・腹が減っているだけに、どんどん箸が進んでしまう。
ご飯と味噌汁には手もつけていないのに、気がつくととんかつが半分に減っていた。あらら・・・
ご飯と赤だしも味わいながら、とんかつソースもつけてみる。これも旨い。お新香のごぼうも嬉しく、最後まで美味しくいただいた。
「恵亭 タワーズプラザ名古屋店」これからもお世話になりそうだ。
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